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おさらい会、終了〜!

先日、おさらい会が無事終了いたしました!

参加していただいた皆さま、ありがとうございました!

(今回は、今年1月までに入会された生徒さんに声をかけさせていただきました。)

基礎練習、アンサンブル、エチュードの発表という内容ですが、

今回は、何年かぶりに、全員で集まって音を出せたことが、本当に嬉しかったです!

エチュードの発表は、みなさん本当にたくさんたくさん練習してくださって…

緊張の中、頑張って演奏していただきました!

全員が、自分の実力より少し上の曲を演奏していただいたので、

難しかったと思いますが、本当によくがんばっていただきました!

本番で完璧に演奏できるというのはなかなかないと思うので、

うまくいかなかった箇所がどういう部分だったのか、とか、

緊張すると何ができなくなるのか、

身体がどのような状態になるのか、など、



自分の傾向を知って次の練習に生かす…その繰り返しで、

少しずつ本番でも思うように演奏できるようになっていきます。

でも100%ということはなかなかありません…。

なので、実力を7~8割発揮できれば合格ということにして、

練習で120%にしておくのが良いです!

練習で120%にするには、

完璧にできたと思っても、そこから反復練習をしたり、

ゆっくりなテンポで練習したり、

アーティキュレーションを変えて練習したり、

途中から演奏を始めてみたり、

暗譜で演奏できるように練習したり…

寝てても、酔っぱらってても(子どもはダメよ~)演奏できるくらいまで準備できると良いですね。

練習は、そうやって自分に厳しく頑張るのですが、

本番は、楽しく、気持ちよく演奏できた箇所が、少しでもあればOKということにしましょう~!

今回、エチュードを披露して下った皆さまは、

お客様の前で演奏できるクオリティにできるまで練習を重ねてきました。

本番の演奏がどうだったかは人それぞれあると思いますが、

全員が、本番に向けて1曲のエチュードに真剣に向き合い、お客様の前で披露した。

このことだけで、ひとつ、レベルが上がりました!

また11月の発表会に向けて、頑張っていきましょう~!!


 

さて、ピアノの先生とのコラボ動画、今回はサリエリの曲を演奏しました。

サリエリは、映画『アマデウス』の登場人物としてよく知られています。

1984年に製作された映画『アマデウス』は、アカデミー賞の作品賞など8部門を受賞した、とても有名な作品です。

1985年に日本で公開されましたが、私はその時4歳…なので、映画を見ることはありませんでしたが、

2002年に、当時カットされた場面を復元した『ディレクターズカット版』が公開し、

こちらは劇場まで足を運びました。

それくらい大好きな作品です。

私がこの作品を初めて見たのは、たぶん高校生の時の音楽の授業でした。

そのあと、大学生の時にDVDも買い、

サウンドトラックも買いました。(全部モーツァルトの曲なんですが…w)

ざっくり言うと、

サリエリ(真面目に生きてきた作曲家)が、

モーツァルト(不真面目だけど超天才作曲家)の才能に嫉妬する話で、

それはそれはもう、才能のない私はサリエリに共感しまくりで見ているのですが、

映画全体にちりばめられるモーツァルトの音楽にも感動で、

感情ぐっちゃぐちゃで。。。

特に、モーツァルトのセレナード第10番「グランパルティータ」の

第三楽章をサリエリが聴きながら、

「ここのクラリネットのオブリガート…美しい…」みたいなことを言っているシーン。

(↑詳しくは忘れたんですが、そんなようなことを言っていて)

「美しい…しかし、自分には書けない。悔しい!!」みたいなのがもう。。。

たまらないですよ。

「自分は、モーツァルトの素晴らしさがわかる才能しかない…」と。

ツライ…

あぁぁぁ、サリエリさん、、、。

私はモーツァルトじゃなくて、サリエリさんの曲を演奏したいよ…。

そう思い立ったのは大学生の頃で、

一生懸命探したら、

サリエリさんのフルートの曲が1曲だけ見つかったんですよ。(当時)

ムラマツさんで楽譜を海外から取り寄せてもらい、

8,480円で購入しました。

しかし、当時はインターネットもほぼほぼ普及していなかったため、

どんな曲かを知ることはできず、

取り寄せた楽譜を演奏してみたら、

これは試験などでは使えなそう…ということになり、

そっと楽譜棚にしまわれてしまったのでした…

それ以来、モーツァルトの曲はたくさん演奏しました…

ゴメンなさい…

そして、約20年の時を経て、

この楽譜の存在を思い出し、今回演奏することができました!

1楽章だけですが、ぜひサリエリさんの音楽を聴いてください~

映画の中では難しい顔ばかりしていたサリエリさんですが、

とてもあかるい曲です!

ピアノ(オーケストラ)部分に、クリシェの手法が使われていて、

(フルートがロングトーンをやっている部分)

そこが好きでした!

フルートを演奏する人にとって、

モーツァルトの存在は欠かせません!

映画「アマデウス」を見たことがないという方は、

ぜひ見てみてください!

(お子さんには、刺激の強いシーンがあったかもしれないのでご注意ください…)




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