いまから2週間ほど前になりますが、
9月19日(土)に、第9回おさらい会を開催しました。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!
このおさらい会は、本来は5月30日に開催予定で、
2月ごろに参加申し込みを締め切ったため、
それ以降に当教室にご入会いただいた生徒さんにはご連絡をしていません。
また、コロナウィルスの関係で9月19日(土)に延期するにあたっては、
5月30日(土)に参加予定だった生徒さんのみにお声がけをさせていただきました。
ですので、5月30日にご都合が合わなかった方が、
9月19日だったら参加できたのに・・・という方がいらっしゃったかもしれませんが、
今回は、状況が当日までわからないような状態だったため、
できるだけ大人数にならないように開催しようと考え、
今回はこのような対応をさせていただきました。
当日は、定員50名の会場に、
生徒さん8名プラス私、合わせて9名が集まりました。
できるだけ距離をとって座っていただいたので、
アンサンブルもしにくかっただろうと思いますが、
みなさん、よく合わせてくださいました!
アンサンブルの他には、基礎練習と、エチュード(練習曲)の発表も行いました。
エチュードの発表は、
初参加者の特権「免除制度」を行使した方1名を除き、7名の皆様が、
それぞれに素晴らしい演奏をしてくださったので、
ここでほんの少しずつ、感想を書かせていただきます。
1.MTさん
とてもしっかりとしたいい音でスタートし、最後まで安定していました。特に強弱などの表現力がとても素晴らしかったです!
2.MYさん
初参加とは思えない堂々っぷりで、最後まで見事に吹き切りました!柔らかくてやさしい音色が際立っていました。
3.TMさん
しっかりと良く鳴った音色で、テンポ感と流れのある演奏で、ミスなく吹き切りました。最後まで良く練習されたと思います!
5.TNさん
良い雰囲気と音色でスタートし、息もしっかりと使えていました。難しい曲でしたが、とても落ち着いて演奏されていました。
6.IAさん
良く響く音色で、落ち着いていてミスなく演奏されていました。曲の構成をしっかりと捉え、表情豊かた演奏でした。
7.YMさん
しっかりと息の入った音色で演奏され、真ん中のスラーで歌う部分の表現力が音楽的で特に素晴らしかったと思います。
8.NMさん
緊張する状況の中でもしっかりとテンポをキープしていて、ブレス配分や、速いパッセージをこなしており、練習の成果を発揮された演奏でした。
このおさらい会は、
初心者の方が、できるだけ参加しやすい会を目指しているため、
上級者の方には、内容が物足りないと思われる方がいらっしゃるかもしれません。
ですが、
初心者と一緒にやる基礎練習でも、より高度なポイントに目を向けて練習してみると、
上達できます。
これはよく、いろいろな学校で言う話なのですが、
「全国大会に出てる学校ってどういう練習してると思う?」
と、学生さんに聞くと、
「何か特別な練習とか、世の中には公開されていない独自の練習法とかですか?」
とよく言われるのですが、違います。
全国大会金賞の学校も、地区大会より先に進めない学校も、練習内容は同じです。
ロングトーンやって、
音階練習やって、
タンギング練習やって、
基礎合奏でユニゾン練習やって、
ハーモニー練習やって。
みんな、同じなんです。
じゃあ何が違うのかと言ったら、その『精度』です。
ひとつひとつの練習の『精度』が全然違います。
基礎合奏でロングトーンをやるにしても、
全国に出てくるような学校は、
出だしがちょっと揃わなかっただけで、ストップ!はいもう一回。
次はピッチがちょっとズレた。ストップ!はいもう一回。
ちょっと揃わなかったけれどまぁいっか。がないんです。
そしてそれが日常になると、無意識でも揃うようになる。
2時間の合奏で、曲が2小節しか進まなかったとかザラなんですよ!
練習する内容は同じであっても、
初心者よりも高い精度で練習することはできるので、
ひとりひとりが頭を使って、自分のレベルで練習することが大事です。
それともうひとつ、上級者はだんだん、自分自身の上達を感じづらくなります。
なので、モチベーションの維持が難しくなることもあると思います。
そんな時、
やる気に満ち溢れ、これからがんばってうまくなるぞ!と思って
おさらい会に参加してくださる初心者の方々の存在は、
いろいろなことを教えてくれると思います。
初心者から上級者の方まで、
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