先週の土曜日、
作曲家の岩代太郎さんと、漫画家の浦沢直樹さんのコラボイベントを観に、
東京芸術劇場に出かけてきました!
http://promax.co.jp/mangasymphony/
チラシや、インターネットなどの情報だと、
どんなイベントになるのかイマイチよくわからなかったのですが、
作曲家の岩代太郎さんは、映画「レッドクリフ」が代表作の、とても有名な作曲家で、
個人的には、1997年に放送されたNHK連続テレビ小説「あぐり」テーマ曲が好きなのですが、
この方の音楽をナマで聴けるのなら、と思い、チケットを入手しました。
私は、漫画をあまり読まないので、浦沢直樹さんのことはあまり知りませんでしたが、
1年ほど前に、最近流行りのアレで世間を騒がせていたので、
名前だけは知っている、という程度でした。
東京芸術劇場で、
オーケストラが東フィルだったので、
クラシックのコンサートの雰囲気なのかと思っていましたが、
会場についてみると、
ほぼ浦沢直樹ファン!!(たぶん・・・)
オーケストラのコンサートとは明らかに年齢層が違いました。
2部に、初演の交響曲 MANGA SYMPHONY「○」が演奏され、
全部で8楽章まであったのですが、
1楽章づつ、盛大な拍手がおこってました!!
舞台で演奏していた東フィルのヴィオラ奏者の女性も、
浦沢直樹ファンだとおっしゃっていました。
岩代太郎さんの音楽は、期待どおりとても素晴らしかったですが、
最後の楽章で、
生演奏とともに、ライブで絵を描き上げていく浦沢直樹さんも、
本当に素晴らしかった!!
(「ライブドローイング」というらしい・・・)
瞬間芸術である生演奏は、一音奏でられては消えていき、を繰り返し、
浦沢さんの絵は、一筆ごとに形になっていき、完成されていく、、、。
逆のようで、同じ芸術。
音楽と絵、両方がナマというのは、なかなか見ることができないものだと思いました。
舞台上の巨大スクリーンとか、設備も大掛かりだったので大変なんだろうとは思いますが、
またこういう機会があればいいなぁ〜と思います。