私が高校時代お世話になっていたフルートの先生と、
連絡をとったり、お会いすることが最近あるのですが、
その先生もおっしゃっていたのが、
「とにかく音!」
「音が良くなれば、全てがうまくいく」
とおっしゃっていました。
先生は、音が良くなる練習方法を試行錯誤されていて、
特に、吹奏楽で全国大会を目指すフルートの学生さんたちのために
尽力されていらっしゃいます。
初心者で、音がうまくいっていない場合に考えられることは、
1、息が吸えていない
2、息は吸えているが、出し方がうまくいっていない
3、頭部管を当てる位置や角度、姿勢などがうまくいっていない
4、唇の状態がうまくいっていない
大きく分けてこの4つになろうかと思います。
2・3・4は、かなり訓練が必要なので、
時間をかけて習得していただくことになりますが、
2〜4がうまくいっているのに1ができていないと、
とてももったいないなぁ〜と感じます。
口をほぼ開けずに、お上品に吸っている中高生とか、よく見かけます。
先日も、吹奏楽部で演奏する中学生のレッスンで、
「もっと息吸ってーーーー!!」
と何度もしつこく言っておりました。
中高生の得意なYouTubeでフルート奏者の動画とかを見せて、
「ほら、こんなに口開いてるでしょ〜」
とか、
「ブレスの音も聞こえるでしょ〜」
とか、
世界的なプロだって、こんなに真剣に息吸っているんだよ。
という話をしていましたら、
だんだんと音が変わってきました!
フルートは、見た目とは違って、とても苦しい楽器です…
お上品な人にはつとまりませんよ〜