おとといにレッスンにいらした中学生が、
吹奏楽部に所属していて、
卒業式で演奏する曲を持ってきました。
演奏する曲は、
「マイウェイ」と「卒業写真」。
どちらも、超有名な曲ですよね!
若い人は、知らない人もいるかもしれませんが…。
「マイウェイ」は、
フランクシナトラさんの曲ですが、
日本人も様々な歌手が日本語で歌っていて、
その歌詞が、卒業式なんかにはぴったりで、いいんですよね〜
私も高校生の時に吹奏楽で演奏したことがありまして、
1月末の定期演奏会のトリの曲として定番化されていて、毎年演奏していました。
先輩との最後の演奏だったり、
自分が3年の時は、本当に吹奏楽部の部員としての最後の演奏ということで、
毎年、涙なみだで演奏していた記憶が蘇ってきました。
「卒業写真」は、ユーミンの名曲。
タイトルのとおり、卒業式にはぴったりの曲ですね!
私は、大学生の時に教育実習というものを経験しまして、
自分の出身高校で、音楽の授業をしたのですが、
本っ当〜に、学校の先生になれるような素養がなかったのです。
高校生を相手に、ピアノの伴奏を弾きながら、
「さぁ〜、一緒に歌いましょう〜!」とかやっていたのですが、
まぁ、ピアノも下手だし歌も下手。
生徒を巻き込むのも下手だし、ほんと、地獄のような日々でした笑
(だから学校の音楽の先生は、ピアノ科や声楽科出身が多いです)
生徒はもっと地獄だったに違いない…!
そんな私の姿を見かねた、私の実習担当の先生(高校の時の吹奏楽部顧問)が、
「きみは学校の先生になるのはやめて、フルート奏者になりなさい。
生徒たちに向けたコンサートの機会をつくるから、
自分で企画してやってみなさい」
とおっしゃってくれまして、
そのときに3年生に向けて演奏したのが「卒業写真」でした。
この演奏も、いま思えばとてもうまいとは言えない演奏だったと思いますが、
先生が、「選曲がすばらしかった」と言ってくれて、
教育実習は終了したのでした・・・
そんなことを思い出しました。
その曲を聴いただけで、
当時のことを思い出したり、
忘れていた記憶が蘇ってきたり、、、
音楽は、すごい力を持っているなぁ〜
と、思います!