先週になりますが、
某コンクールの審査をしてきました。
ソロのコンクールで、
参加者は、
ピアノ伴奏付き、またはソロ(無伴奏)で演奏するのですが、
今回は、ほとんどの方が無伴奏で参加されていました。
ピアニストとの伴奏合わせもなかなか難しい状況だろうと予想します・・・。
他の審査員の先生方とも話していたのですが、
今回参加された方々は、コロナの混乱の中、
どのようにレッスンを受け、
どのように練習していたのだろうと・・・。
想像すると、本当に大変な中、頑張って舞台に立った方々だと思います。
本番で演奏できただけで、立派でした。
演奏会だけではなく、コンクールも次々と中止になっている中ですが、
今回のコンクールは、
客席の前方のブロックを全て使用禁止にしていたり、
参加者の同伴者の人数も制限していたり、
休憩時間を長くとって、換気や除菌していたりなど、
様々な対策がとられていて、安心して審査に集中することができました。
いつもなら、当日に審査結果が貼り出されるところを、
次の日にメールなどで審査結果や講評がくるなど、
参加される方々にとってはちょっと不便なこともあったと思いますが、
目標をもって練習に取り組んでいる方々にとっては、
モチベーションにつながるコンクールだったのではないかと思います。
私も、すごく久しぶりに生演奏の本番を聴かせていただいて、
その緊張感とライブの空気感を味わうことができ、
生演奏の素晴らしさを再確認しました!
はやく、普通に演奏できる日がきますように・・・