私の相棒のフルートが、
二泊三日の入院になってしまったので、
今日のレッスンは、こちらの総銀製の楽器でレッスンをしておりました!
まっくろで、とても汚いですが、17年連れ添った、自慢の楽器です!
私は、手の汗の質が悪くて、
他の人よりも早く黒くなりやすいみたいで、
楽器のいろいろな不具合も出やすくて、
この楽器もけっこうお金をかけてたくさん修理を繰り返しました。。。
高校生の時は、
合奏中、自分が吹かない時や、他のパートがつかまっているときなど、
私はいつも自分の楽器をクロスで磨いていて、
その姿を顧問の先生も見ていたみたいで、
私が修理やさんに、「もっと楽器の扱いを丁寧にね!」とか言われたときに、
「この子は時間があればいつも楽器を磨いていて、丁寧に扱っていますよ」と
かばってくれたことがありました。
高校生や大学生の時は、
他の人より楽器が黒くて汚くて恥ずかしかったのですが、
あるとき、アマチュアの年配の男性のフルート奏者の方に、
「とてもいい色の楽器ですね!」と言われ、
最初、イヤミかな、と思ったのですが、
「僕のはピカピカで、いかにも練習していないアマチュアという感じがするので、
早く、楽器がそういう状態になるまでたくさん練習して上手くなりたいです」
と言って、
「たくさん練習してきた証ですね」と言ってくれました。
そこから少しずつ、楽器の見た目が気にならなくなりました。
綺麗に保てるなら綺麗な方がいいですけどね、、、私の場合は仕方ないです。。
この写真をよく見ていただいたらわかると思うのですが、
芯の部分にストローをかませてあって、汗を入りにくくしてくれたり、
修理屋さんもたくさん手を尽くしてくれた楽器です。
そして、いま入院している楽器ですが、
ここ最近、本当に動きが悪くて、
レッスンでちょっと演奏するだけでもストレスを感じるレベルだったので、
蘇ってくるのが楽しみです!!