大人のためのフルートレッスン
大人の方のフルートレッスンは、とにかく楽しくやっていただきたいという思いが第一にあります。大人の方は趣味ですので、楽しかったり、ストレス発散になったり、人によっては上達することが目的だったり、様々な思いでレッスンに来られていると思うのです。
また、当フルート教室の講師は、自分自身も「生徒」という立場になり、大人の趣味として作曲のレッスンを受けております。
インターネットで教室を探し、生徒という立場で先生のレッスンを受講していく中で気づいたことを、当フルート教室のレッスンでも生かしております。
おひとりおひとりの目標、やりたいことなどを丁寧に伺ったり、時にはレッスン中に察したりしながら、大切な趣味の時間を有意義に過ごしていただけるレッスンをご提供させていただきたいと考えております。
【当フルート教室・大人のフルートレッスンの基本的な理念】
【練習に関して】
大人の方は、普段の生活の中でフルートの優先順位が1位だという事は考え難いと思います。お仕事、家事、子育てなどの方が優先ですよね。ご自宅での練習に関しては、特に強制をしておりません。できるときに、できる範囲でやっていただいて構いません。
「先生、今週全然練習できませんでしたー!」と自己申告する生徒さん、たくさんいらっしゃいます笑
できるときもあればできないときもある。それでいいと思うのです。大人の方は自分でお月謝を払っているのですから。
ただ、気合十分!毎日すごくたくさん練習して来てくださる方もいらっしゃいます!とてもうれしいことです。そういう方にはそれなりの課題や練習方法を提供し、レベルアップをはかります。
【レッスン内容】
やはりフルートを習うからには、ある程度上達したいと思うのです。
ですので、基本的には、基礎となる教則本に沿って、基本となる部分を習得していただきたいと思っています。それとは別に、やりたい曲を進めていくレッスンです。自分で楽譜を持ってきていただいても良いですし、動画サイトなどで「これ!」と言っていただいても構いません。自分が演奏してテンションが上がるものを教えてください!曲は、フルートの曲ではなくても構いません。ピアノの曲、映画音楽、ポップス、演歌、童謡、、、様々なものをお持ちいただいています。または「講師におまかせ!」ももちろんアリです!一生懸命考えて、チョイスさせていただきます!
【舞台での本番経験】
当教室で約半年ごとに交互に開催しております発表会とおさらい会に、できれば参加していただきたいと考えています。せっかくフルートが演奏できるのですから、ぜひ披露していただきたいのです。
また、「100回の練習より1回の本番」と言われるくらい、本番の舞台を踏むことは一番の上達の近道です。
発表会に出演されたことで飛躍的に伸びた生徒さんをいままでたくさん見ています。緊張したり、不安になったりすることもあるとは思いますが、ぜひ挑戦してみてください!何かが変わるかもしれません!
ただ、絶対にイヤだ!という生徒さんもいらっしゃいます。緊張で一週間前から眠れなくなる、とか、いろいろあるかも知れません。また日程の都合やお仕事の都合など、やはり優先順位は人それぞれですので、強制はしておりません。
【基本的な理念をご理解いただいた上で、ご要望に対して柔軟に対応いたします】
1、基礎練習をやりたくないのですが・・・
→将来演奏したい曲が高度になってきた場合につまづいたりすることがありますが、本当にどうしてもやりたくないのであれば仕方ありません。
ですが、この生徒さん、よくよくお話を伺うと、前の先生に習っていたときに、レッスンが基礎練習だけだったと言うのです。
半年間レッスンに通い、その間ずっとソとラとシしか吹かせてもらえなかったそうです。
いくら初心者とはいえ、それではつまらないですよね。
その生徒さんには、演奏したい曲に関連付けた基礎練習を提供させていただくことにより、現在もレッスンの半分の時間は基礎の練習曲をやっていただいています。そもそも基礎練習は、演奏したい曲を演奏できるようにするためにやるものですから、演奏したい曲を演奏するためなら少しはがんばれますよね!
「ほら、ここでやった練習が、この曲のここの部分で使われています!同じように吹いてみてください!」「吹けた!」
これで、基礎練習ってムダじゃないんだな、ということがわかっていただけてからは、この生徒さん、進んで基礎を練習してくれるようになりました!
できるだけ基礎練習も楽しくやっていただけるよう、練習の仕方などの工夫はさせていただきますので、ご相談ください!
2、市民オーケストラや吹奏楽団に入れるようになりたい
→当フルート教室の生徒さんは、すでに市民オーケストラや吹奏楽団に入って演奏している方も多いです。
個人レッスンのみになってしまうと、どうしてもアンサンブルをする能力はあまり身につかないように思います。
レッスン中は、なるべく講師とのデュエットや、ピアノ伴奏をつけたりなどをしていますが、やはり2人でのアンサンブルとは違う楽しさや難しさがあると思いますので、市民オーケストラや吹奏楽団に入るのはオススメです!
団体により入団試験があったりしますので、どんな試験があるのか教えていただけましたら対応させていただきます。
オーケストラや吹奏楽でのフルートの楽譜は、3オクターブ目の高音域が圧倒的に多いので、高音域の音の出し方や音程の取り方などに重点を置いたレッスンをしております。
また、ピッコロを演奏したいという方もどうぞご相談ください。ピッコロを持っていない方は試し吹きもOKです!
3、市民オーケストラや吹奏楽団でフルートを担当しているが、そこで演奏する曲だけを上手く吹けるようにしてほしい
→毎回、オーケストラや吹奏楽で演奏する楽譜を持ってきていただき、ただフルートパートを吹けるようにするだけでなく、1stと2ndでの演奏法の違いや、他の楽器との絡みでどのように演奏したらよいか、またオーケストラや吹奏楽では非常に重要となる音量や音程の合わせ方などをレッスンさせていただいております。
ただ、オーケストラや吹奏楽で演奏するにあたり必要となる基礎は取り入れさせていただいておりますので、本当に吹奏楽の曲だけ、ということでは対応しておりません。
4、家で全く練習せず、レッスンの時間だけフルートを吹きたい
→どうぞどうぞ、お気軽にいらしてください。練習してこなくても、レッスンでできることというのはたくさんあります。
一緒に練習したり、音楽の話をしたり、プロの演奏のCDを聞いたりして、楽しい時間を過ごしていただけるよう心がけております。
大人の方は趣味ですので、練習していないことを申し訳なく思わなくて大丈夫です。どうぞお気軽にお越しください。
ただ、練習してくる方に比べたら、上達は遅いです。その点だけご了承いただければと思います。