私のH足部管&C足部管ストーリー
- naokofluteclass
- 8月18日
- 読了時間: 5分
生徒さんが辞めないで、長く続けてくださる当教室は、
生徒さんの楽器のお買い替えに立ち合わせていただくことも多く、
その中でよくご相談いただくのが、
H足部管にするかC足部管にするか、ということ。。。
これは、永遠に議論できる話題なんですよね…。
HとC、どちらにもメリットがあるので、
どちらがいいというのはお答えするのが難しく、
いつも生徒さんを悩ませているのですが、
私が経験したことは、
事実としてあるのでそのお話をした上で、
決めていただいています。
初心者モデルと言われる、
洋銀が入っているモデルがC足部管であることがほとんどなのは、
操作性を重視してのことだと思うので、
ほとんどの方が、最初の1本はC足部管なのではないかと思うんですよね。
少し上達して2本目を購入する際に、
迷いが出ると思うのですが、
私、2本目(総銀製)もC足部管を使用しておりました。
なぜって、H足部管を知らなかったからです。
時代ですねぇぇぇぇ〜!
(ちなみにEメカも、インラインも、ソルダードも知りませんでした。)
今はレッスンを受けなくとも、調べれば色々とわかる時代ですが、
H足部管C足部管論争は、いまだ終わりが見えません。
それほど、どちらにもメリットがあるということですね。
私は、その2本目の総銀製を、
高校1年生から音楽大学を卒業後10年の、約17年間使用していて、
低いシが出せなくて困ったのは2回でした。
1度目は高校2年生の時で(今思えば、買ってからすぐですね…)
吹奏楽で『ローマの松』を演奏したときに低いシが出てきました。
レスピーギ作曲の、オーケストラの曲です。
ちなみに私の高校のフルートパート、全員C足部管だったので、
全員で手作りの銀色の筒を足部管に突っ込んでCの指使いでHを出しました。
そのアイデアは、高校にレッスンに来てくださっていたフルートの先生に教わりました。
今考えると、C#→Hというメロディだったので、
H足部管でやるとかなり難しい運指!!!
筒で演奏して正解だったかも!と思いました!笑
2度目は大学3年生の時、
フルートの試験で、「ヴァラキエの歌」を演奏した時に困りました。
ドップラー作曲の曲です。
ドップラーといえば、『ハンガリー田園幻想曲』が有名で、
この曲にもHが出てきますが、
私は前半までしか演奏したことがありませんでしたのでセーフでした!笑
私のフルートの先生はいつもニコニコおだやかな方なのですが、
「ヴァラキエの歌」を演奏すると決めたときには、
どうにかしてH足部管で演奏した方がいいと言われました。
私はお得意の筒でやろうかと思っていたのですが、
先生にそんなふうに言われてしまったので、
友人の、使用していないフルートのH足部管だけを自分のフルートにくっつけて演奏しました。
当時、同級生だけで60人以上のフルート専攻がいたからなせる技だったのかなぁと。
とてもありがたい環境で勉強できました。
幸い、ジョイントが緩かったので、
私の胴部管にテープをぐるぐる巻いて調整して演奏しました。
音大生の時や、音大を卒業してからも、
現代曲なんかも演奏はしていたのですが、
それ以降、困ったことはなかったんですよね…。
私の場合はそんな感じなので、
『できればH足部管を!』とおっしゃる先生もいらっしゃると思うのですが、
私はどちらでもいいかなぁ。。。と。
一般的には、
Cは、単純に楽器が軽いので操作性に優れ、
音が明るく軽やか、と言われます。
Hは、低いシが出せる、高音域の音色・ピッチが安定する、などと言われます。
ちなみに、現在の3本目の楽器はH足部管にしました。
理由はH足部管も持っておこうと思ったからです。
特にCにこだわっていたわけでもなかったので。
両方持ってみて私が思うのは、
どちらにも良さがあるということです。
全然参考にならなくてすみません…!
『プロはH足部管』というイメージもあるようですが、
こだわりを持ってCを使用している有名な奏者さんもいらっしゃるので、
議論は尽きません…。
あと、これだけは言っておきたいのですが、
H足部管を買ったからと言ってHが出るわけではないということです…!
練習しないと出ないです!!!
私、3本目の楽器(H足部管)を購入してから1ヶ月後の本番で、
Hを出す曲があり、
練習の時点で、出る時と出ない時があるような状態でした…。
非常にこわい本番だったのを覚えております…。
ただ、フルートの低い音というのは、
なんともいえない温かみがあって、
指に伝わる振動も、演奏していて気持ちの良いものです。
マルセルモイーズさんは、
『低音域がもっとも難しい』と言っています。
H足部管をお持ちの方はぜひ、ソノリテをHまで練習したり
ロングトーンをしてみていただきたいのですが、
曲で練習したいよーって方はぜひ
こちらの曲で練習してみてください!
ピアノの先生とのコラボ動画、
『ロミオとジュリエット』の曲です。
この曲目は知らなくても、
白戸家の曲!といえばわかる方も多いのではないでしょうか?
オーケストラの編曲なのでフルートがこんなことになっていますが、
低音の練習になりました!笑
C足部管を使用している方は、手作りの筒で演奏できます〜!
おためしあれ!
ちなみに高音はCまで出てきているので、
高音の練習にもなりますよ…!


