レッスンを受ける意味①
- naokofluteclass
- 1 日前
- 読了時間: 3分
うちにレッスンにお越しいただいている生徒さんは、
決して安くはないレッスン料を支払って、レッスンを受講してくださっています。
でも、レッスンを受けなくてもフルートは吹けますよね。
独学という方法もあります。
今は、フルートに関する教本も豊富ですし、
YouTubeでプロが解説してくれていたり。
独学でフルートを演奏することは、
昔にくらべてやりやすくなっていると思います。
私も最初、オカリナを独学でやろうとしました。
レッスン料を払うのがもったいないし、
息を入れたら音が鳴る楽器、、
指使いを覚えたら吹けるだろうと思っていました。
私、フルート吹けるし。
でも、楽器と教本を購入して吹いてみたら、
数日でつまづいたんですよ。
運指表の通りに指を押さえているのに、
その音が出ない…
なんか、半音くらい低い音が出てるんですよね。
で、色々とネットで調べた結果、
安価な楽器だと、変な音程の楽器があるということがわかったんです。
私が購入した楽器は、
いろんなサイトでオススメされている楽器で、
一応ちゃんとしたメーカーのものだったし、
粗悪品ではないと思ったのですが、値段的に高くはない…。
これは楽器が悪いのか、奏法が悪いのか、
全くわからなかったんです。
でもどう頑張っても、ひとつかふたつの音が
半音くらい低くなってしまって、
もうこれは誰かに聞かないと、と思ってレッスンに行きました。
楽器が悪いのに練習を続けても上手くはならないし、
奏法が悪いならどうしたらいいか教えてほしいし。
とにかく解決するにはレッスンに行かないと、と思いました。
私の場合は、そこでレッスンに行く選択をしましたけど、
ここで楽器を演奏することをあきらめてしまう人もいるんじゃないかと思うんですよね。
だから、
楽器を長く続けて上達するためには、
レッスンは必要だな、と思いました。
確かに独学でもできます。
でも、独学はまわり道をするだろうし、
上達がゆっくりでも、根気よく練習できる人でないと難しい。
そして、自分だけに向けられたアドバイスは
YouTubeの解説では得られません。
初心者はもちろん、
技術的に難しい曲をクリアしたい時にも、
どういったプロセスを踏めば演奏できるようになるのか、を導いてもらうことは、
楽器を続けるモチベーションになると思います。
あと、私がオカリナのレッスンを受けていて思うのは、
『見ているだけではわからないことがある』
ということです。
動画などでプロの演奏をたくさん見ることができるので、
指の動かし方だったり、
姿勢、
アンブシュアなど、
「この人はこうやってるのか〜!」
と、見て観察することはできますが、
どこに重心がきているとか、
どこに力を入れていて、どこの力を抜いているのか、
そういうことは、見ているだけではわかりませんよね。
それを言葉で解説してくれている動画などもあるので、
解決のヒントをもらうことはできます。
でも、
この曲のこの部分の指が全然回らない…
吹けるひとはどうやって指を動かしているか、
どの音の時にどの指に意識がいっているか、や、
息の出し方をどのようにしているのか、
そういう本当に細かいところは、
やっぱり直接教えてもらうしかないと思うんですよね。
そんなふうに、
「自分ができないところを教えてもらいたい!」
「わからないことを聞きたい!」
それがレッスンを受ける意味だと思いますし、
レッスンの時間を有効に活用する方法だと思います。
そして、それとは別にもうひとつ、
レッスンを受ける意味のある、レッスン受講方法があります。
長くなってきたので、次回に続きます…


