レッスンを受ける意味②
- naokofluteclass
- 16 分前
- 読了時間: 3分
前回のブログで、
レッスンを受ける意味として、
『自分ができない、わからないところを教えてもらう』
ということを取り上げました。
今回は、
もうひとつの「レッスンを受ける意味」についてのお話です。
もうひとつ、有効なレッスン時間の使い方は、
「自分なりに完璧な状態だと思う演奏を聴いてもらうこと」です。
「この曲は簡単で、演奏できるのでレッスンで見てもらわなくて大丈夫です」
と、おっしゃる生徒さんもいらっしゃるのですが、
「簡単に演奏できる曲」こそ、レッスンで見てもらう価値がある、と私は思います。
「見てもらわなくて大丈夫」と言われたら、もちろん私は無理に強要しないですが、
自分が、「これはちゃんと演奏できる」と思う曲のレッスンを受けることも、
上達につながると思います。
①自分では気が付かなかった点を指摘してもらえる
私が受講しているオカリナレッスンでは、
たとえば指遣いとか、楽器の持ち方なども奏法について、
「それでもいいけど、こうしたらもっといいよ!」ということを教えてもらえます。
私が『曲がちゃんと吹けているのでこの奏法で問題ない』と思っていても、
さらに安定して演奏するための方法を教えていただけたりします。
そしてそれが後々、難しい曲を演奏する時にも役立っていたりします。
前回のブログでは、
『自分でも「できていない」とわかっていることについて教えてもらう』
ということについて書きましたが、
『自分では気が付かなかったこと』というのは、さらにレベルの高い指摘ですので、
レッスンを有効に使えていることになると思います。
②曲についての表現を学ぶ
技術的に簡単で、きちんと音を並べることができても、
音楽の表現の仕方は人それぞれです。
自分はこうやるけど、先生だったらどのように表現するのか、
そしてそれはどのような技術が使われているのか、などを学ぶことができます。
それを学んだ上で、
「でも自分はこうやりたい!」というのがあれば、それはとても素晴らしいことなので、
自分のやり方を選んでもいいと思いますが、
様々な表現方法があることを知ることは良いことだと思います。
技術的に簡単な曲は、技術にとらわれずに表現できるので、
さらに音楽を深く楽しめるのではないかと思います。
そんなストイックにレッスンを受けたくないという人ももちろんいらっしゃると思います。
レッスンの時間が日々の生活の息抜きだったり、
ゆる〜く上達いけたらいいという方…など。
結局、レッスンの受け方は人それぞれで良いと思います!
生徒さんがレッスン料を払っているのですから、
「今日はこの曲を見てください!」
「今週はあまり練習できませんでした」
など、毎回違ってもいいですしね。
でも、ストイックに「上達したい!」と頑張っていただいている方もとても多いので、
少しでも参考になれば…と思います!


