装飾音符の演奏
装飾音符やトリルが苦手…
とおっしゃる生徒さんが意外にも多くいらっしゃるのですが、
最近、意外ではないのかも…と思い直しました。
私は、吹奏楽でフルートをやっていたので、
装飾音符やトリル、フラッターなんかも日常茶飯事でしたので、
何とも思っていなかったのですが…
「この記号なんですか?」
「あ、それはフラッターです〜!トゥルルルルルル〜」
『!!!』
と、びっくりされることも…!
フラッターは、
吹奏楽やポップスをやらないのであれば、できなくてもいいと思われがちですが、
クラシックでも、新しい作品には出てくることがあるので、
できるならできておいたほうがいい、という感じなのですが、
装飾音符やトリルはクラシック音楽の様々な作品に登場するので、
苦手意識がなくなるまで、慣れた方がいいと思います。
私はクラシック作品でやる前に吹奏楽でたくさんやってきたので、
あれは本当に良い経験だったなぁと思いました!
(当時は何も知らずにただただやっていたんですけどね…!)
先日、「これができません!」と持ってきた生徒さんがいらっしゃいました。

「これは替え指がないんですよね…」
とお伝えしたら、絶望していました…。
演奏を聴かせていただいたところ、
1音1音、とても丁寧に指を動かしていて、
細かい音符も全部いい音で鳴っていたので、
確かにテンポは遅かったですが、
私の教えがきちんと伝わっていてそれはそれはとても嬉しかったのです!
でも、装飾音符の場合は少し考え方を変えて、
・「ミファソ」をもっと軽い力でテキトーに指を動かす
・「ミファソ」は指が失敗してもいいけど、「ラ」だけはきちんと出す
これだけ伝えて、
あとは私と交互に吹いてみる
これを少し繰り返していたら、
5分くらいで完璧な装飾音符ができるようになりました!
1音1音をとても丁寧に指を動かし、
細かい音符も全部いい音で鳴らす
という、基礎的なことができていたからこそ、
すぐに新しい技術を習得できたのだと思います。
生徒さんの日頃の練習の積み重ねあってのことでした!
時には「テキトーの方が良いこともある」ということを知っていただけて、
奏法の幅が広がったと思うので良かったです!


