top of page

ドレミ


平日の夕方は吹奏楽部などで忙しい学生さんたちが、

日曜日にレッスンにいらっしゃることが多いので、

日曜日のレッスンは吹奏楽曲づくしになったりすることも多いこの頃。

学校などで練習しているフルートのパート譜を持ってきて、

「ここの連符の指がまわりません!」とか、

「トリルの指使いがわかりません!」とか、

そういう疑問・質問にお応えしていくレッスンです。

先日、

「ミレドレミレドレミレドレミレドレ」

と、16分音符で速く演奏しなければならない部分が、

どうしても出来ない、と中学生に相談されたので、

「ミレドレ,ミレドレ,ミレドレ,ミレドレ」

と考えるのではなく、

「ミ,レドレミ,レドレミ,レドレミ,レドレ」

と考えて吹いてみては?と提案したら、

まるで魔法にかかったみたいに

一瞬でできるようになってしまいました!!

本人が一番驚いていました笑

このように、

考え方を変えたり、

替え指をうまく使ったりすることで、

「こんな速いの絶対できない!」と思っても

できてしまうことがあります!!

ただ、これは自分なりに練習したけどできなかった場合のみで、

自分で練習していないのに「できません〜」と持ってこられても、

一瞬でできるようにはしてあげられません。

さて、さきほどの

「ミレドレ ミレドレ ミレドレ ミレドレ」

ですが、

ピアノで弾くことを想像してみてください。

超カンタン!

私でも弾けます!

でも、フルートにとって「ドレミ」の指の動きはかなり難しいです。

「ド」から「レ」の動きは、指ほとんど総入れ替えですし、

「レ」から「ミ」の動きは、

左手の人差し指が迷う&右手の小指を押さえないと私に怒られます。

まずは正確な指使いで、ゆっくりから。

ゆっくりでできるようになったら少しずつ速くしていく。

それで指定のテンポでできないのであれば、

リズムを変えて練習するとか、

アーティキュレーションを変えて練習するとか、

いろいろな方法があります。

地道にコツコツと!頑張りましょう〜!

#フルートのこと

最新記事

すべて表示

発表会前日や当日の過ごし方って、 みなさんどのようにされているんでしょうか。 私は学生のころから、 普段とあまり変わらない過ごし方のような気がします。 何かこう、特別なことをしてしまうと、 緊張感が増す気がして…。 なので、練習する時間(長さ)はいつもと同じで、 本番の曲を特に一生懸命やるよりは、 ウォーミングアップを丁寧にやるほうが良い気がします。 曲を上手く演奏するということより、 いつも通り

bottom of page