私のH足部管&C足部管ストーリー
生徒さんが辞めないで、長く続けてくださる当教室は、
生徒さんの楽器のお買い替えに立ち合わせていただくことも多く、
その中でよくご相談いただくのが、
H足部管にするかC足部管にするか、ということ。。。
これは、永遠に議論できる話題なんですよね…。
HとC、どちらにもメリットがあるので、
どちらがいいというのはお答えするのが難しく、
いつも生徒さんを悩ませているのですが、
私が経験したことは、
事実としてあるのでそのお話をした上で、
決めていただいています。
初心者モデルと言われる、
洋銀が入っているモデルがC足部管であることがほとんどなのは、
操作性を重視してのことだと思うので、
ほとんどの方が、最初の1本はC足部管なのではないかと思うんですよね。
少し上達して2本目を購入する際に、
迷いが出ると思うのですが、
私、2本目(総銀製)もC足部管を使用しておりました。
なぜって、H足部管を知らなかったからです。
時代ですねぇぇぇぇ〜!
(ちなみにEメカも、インラインも、ソルダードも知りませんでした。)
今はレッスンを受けなくとも、調べれば色々とわかる時代ですが、
H足部管C足部管論争は、いまだ終わりが見えません。
それほど、どちらにもメリットがあるということですね。
私は、その2本目の総銀製を、
高校1年生から音楽大学を卒業後10年の、約17年間使用していて、
低いシが出せなくて困ったのは2回でした。
1度目は高校2年生の時で(今思えば、買ってからすぐですね…)
吹奏楽で『ローマの松』を演奏したときに低いシが出てきました。
レスピーギ作曲の、オーケストラの曲です。
ちなみに私の高校のフルートパート、全員C足部管だったので、
全員で手作りの銀色の筒を足部管に突っ込んでCの指使いでHを出しました。
そのアイデアは、高校にレッスンに来てくださっていたフルートの先生に教わりました。
今考えると、C#→Hというメロディだったので、
H足部管でやるとかなり難しい運指!!!
筒で演奏して正解だったかも!と思いました!笑
2度目は大学3年生の時、
フルートの試験で、「ヴァラキエの歌」を演奏した時に困りました。
ドップラー作曲の曲です。
ドップラーといえば、『ハンガリー田園幻想曲』が有名で、
この曲にもHが出てきますが、
私は前半までしか演奏したことがありませんでしたのでセーフでした!笑
私のフルートの先生はいつもニコニコおだやかな方なのですが、
「ヴァラキエの歌」を演奏すると決めたときには、
どうにかしてH足部管で演奏した方がいいと言われました。
私はお得意の筒でやろうかと思っていたのですが、
先生にそんなふうに言われてしまったので、
友人の、使用していないフルートのH足部管だけを自分のフルートにくっつけて演奏しました。
当時、同級生だけで60人以上のフルート専攻がいたからなせる技だったのかなぁと。
とてもありがたい環境で勉強できました。
幸い、ジョイントが緩かったので、
私の胴部管にテープをぐるぐる巻いて調整して演奏しました。
音大生の時や、音大を卒業してからも、
現代曲なんかも演奏はしていたのですが、
それ以降、困ったことはなかったんですよね…。
私の場合はそんな感じなので、
『できればH足部管を!』とおっしゃる先生もいらっしゃると思うのですが、
私はどちらでもいいかなぁ。。。と。
一般的には、
Cは、単純に楽器が軽いので操作性に優れ、
音が明るく軽やか、と言われます。
Hは、低いシが出せる、高音域の音色・ピッチが安定する、などと言われます。
ちなみに、現在の3本目の楽器はH足部管にしました。
理由はH足部管も持っておこうと思ったからです。
特にCにこだわっていたわけでもなかったので。
両方持ってみて私が思うのは、
どちらにも良さがあるということです。
全然参考にならなくてすみません…!
『プロはH足部管』というイメージもあるようですが、
こだわりを持ってCを使用している有名な奏者さんもいらっしゃるので、
議論は尽きません…。
あと、これだけは言っておきたいのですが、
H足部管を買ったからと言ってHが出るわけではないということです…!
練習しないと出ないです!!!
私、3本目の楽器(H足部管)を購入してから1ヶ月後の本番で、
Hを出す曲があり、
練習の時点で、出る時と出ない時があるような状態でした…。
非常にこわい本番だったのを覚えております…。
ただ、フルートの低い音というのは、
なんともいえない温かみがあって、
指に伝わる振動も、演奏していて気持ちの良いものです。
マルセルモイーズさんは、
『低音域がもっとも難しい』と言っています。
H足部管をお持ちの方はぜひ、ソノリテをHまで練習したり
ロングトーンをしてみていただきたいのですが、
曲で練習したいよーって方はぜひ
こちらの曲で練習してみてください!
ピアノの先生とのコラボ動画、
『ロミオとジュリエット』の曲です。
この曲目は知らなくても、
白戸家の曲!といえばわかる方も多いのではないでしょうか?
オーケストラの編曲なのでフルートがこんなことになっていますが、
低音の練習になりました!笑
C足部管を使用している方は、手作りの筒で演奏できます〜!
おためしあれ!
ちなみに高音はCまで出てきているので、
高音の練習にもなりますよ…!


