3月に引っ越してきてから、
ずっと気になっていた、
部屋の「残響」。
部屋自体が狭いうえに、正方形の形だから、
音がまわって、反響するのだそうです。
防音室を作ってくださった業者さんは、
ある程度予測はしていて、
部屋の形が完全に正方形にならないように、
一辺の壁を斜めにして設計してくださったり、
天井にも吸音盤を設置してくださったのですが、
それでもやっぱり残響が気になっていました。
そこで、もう一度防音業者さんに相談したら、
吸音パネルをレンタルしてくださって、
1ヶ月くらいかけて、
枚数とか置く場所とかを試していました。
壁も白くて、吸音パネルも白いから分かりづらいですが、
「サーモウール」という、羊毛でできた素材で、
白くてふわふわしたボードです。
なんか、むき出しの状態だと梱包材みたいで、
「生徒さんにゴミを置いてると思われたらどうしよう(>_<)」
と思っていましたが、
おひとりだけ、30代の男性の生徒さんが、
「これ、吸音パネルですか?」と、気づいてくれました!
さすがですね〜
吸音パネルは、もうひとつ、
「グラスウール」というガラス繊維でできた、
綿状の素材もあるみたいですが、
こちらはチクチクした素材なのと、
細かいガラス繊維を吸い込んでしまう可能性があるみたいなので、
「サーモウール」の方を勧めてくださったそうです。
設置する大きさと場所などを決め、
設置完了しましたー!
黄色の吸音パネルに生まれ変わりました!
ちょっと派手かなぁ、と思いましたが、
元気に練習できる色!ということで、、、。
パネルは3枚作っていただいて、
用途に合わせて枚数を変更できるように
天井にピクチャーレールを付けてもらって、
場所も動かせるようになっています‼️
レッスンのときは、
ある程度は響きがないと
生徒さんが演奏していてつまらないと思うので2枚にして、
私の練習と、自宅でレコーディングの仕事をする時には、
3枚にして、響きがほぼないようにします。
都内は家が密集しているので、
防音が大事だとは思っていましたが、
吸音も、その程度によって、
響きが全然違ってくるので、
練習環境を整えるのも、けっこう奥が深いなぁー
と思ったのでありました、、、。