鳥との共演!?
世の中には突拍子もないことを考える作曲家がたくさんいて、
有名なところでは、この曲↓
ジョンケージ作曲の『4分33秒』
(↑この動画はヴァイオリンソロとオーケストラで協奏曲のような形で演奏(?)していて、
しかも3楽章分ちゃんとあるのがスゴイ!!)
また、
ティンパニに頭を突っ込むことで有名な
カーゲル作曲の『ティンパニとオーケストラのための協奏曲』
などがありますが、
鳥とオーケストラが共演する、
『鳥と管弦楽のための協奏曲』はご存知でしょうか?
フィンランドの作曲家、エイノユハニ・ラウタヴァーラ作曲の、
『カントゥス・アルクティクス』という曲で、
別名「鳥と管弦楽のための協奏曲」です。
3楽章形式で、
1楽章の冒頭はフルートソロの掛け合いから始まり、
これも鳥っぽさを感じさせるフレーズです。
そしてフルートソロが終わって他の木管楽器が入ってくるとともに、
鳥のさえずりが!!
鳥のさえずりは、音源で流しているそうです。
そして2楽章では、冒頭から鳥の鳴き声でスタートするのですが、
2楽章は、ヒバリの鳴き声をスロー再生し2オクターブ低い鳴き声なんだそうです。
鳥のさえずりは、作曲家自身が本物の鳥のさえずりを録音して加工したもので、
実際にオーケストラで演奏するときには、
楽譜をレンタルする際に、鳥の音源もデータで貸してもらえるそうです。
(昔はカセットテープやCDで貸し出していたこともあったそうです)
指揮者のスコアには、
「鳥の音源をここから流してね!」とか、
「ここから、鳥、dim.!」とか、
「お客さんが鳥の鳴き声を充分に聴いたら静かにオケが入る」みたいなことが書かれていて、
それに合わせて指揮をするようで
指揮者にも色んな技術が求められる時代なんだなぁ…と・・・
(さきほどの4分33秒もそうですね…!)
さらに、音源を扱うということで、
音響さんとの連携も必要になってくるので、
コンサートで演奏するには、かなりハードルが高い曲だなぁと思いました。
でもフルート奏者なら1度は演奏してみたい、
フルート大活躍な曲です!



